〜ほっとひと息、和みの話I〜

 この長いタイトルでピース通信の話題を書かせて頂き、とうとう10話目。今回は「ほっとひと息」にちなんで、冬にふさわしい(あくまでも私的な)ホットな話題です。
 先日、我が家では突然“七輪”を購入しました。アウトドア派でもなく、災害対策でもなく、「何か焼いてみようっ!」とまさに衝動買い(笑)これまでに魚、焼き芋、焼きおにぎり、マシュマロ…など思いつくまま庭で“七輪ランチ”に挑戦しています。
 スーパーでは焼き魚もパックに入ってお惣菜コーナーに、焼き芋も最近では一年中売っています。焼きおにぎりなんてレンジでチンしてあっという間、簡単に手に入る時代なのに…。七輪を準備して炭に火を起こすところから始めて出来上がるまで約2時間(食べるは20分)なんと手が掛かることか!
 しかし炭に火が入るパチパチという音、ほんわか暖かい空気の懐かしい香り、遠赤外線でじっくり焼いた食材は中までふっくらと上出来です。心待ちにしたぶん美味しさも増して、食べる楽しさが実感できます。
 移りゆく季節を感じながら、次は何を焼いてみようかな…。慌ただしい現代において、時の流れをゆっくり味わうことができる“七輪”が休日のホットな楽しみになりました。